こんにちわ。転勤族ママの桃です。
子供が幼稚園に入園すると保護者の「役員」という仕事があります。
役員はほとんどの場合1年間の仕事となり、急に引越しが決まる転勤族にとっては悩ましいことですよね。
役員を決める際は、立候補、抽選、推薦といった形を取ることが多いですが、割合は幼稚園によって様々でした。
もし転勤族のあなたが役員をやって下さいと打診されたらどうしますか?
「私は転勤族だから、役員はやらない方がいいのでは…」
「途中で転園になったら迷惑がかかるでは?」
様々な思いがあると思います。
今日は転勤族が幼稚園の役員をやるメリット・デメリットをご紹介していきたいと思います。

【私がお伝えします】
転勤族ママの桃です。
・30代子供3人のママ
・今まで子連れ引越し5回経験
・5園の幼稚園を経験
転勤族が役員をやるメリット

私個人の意見をとして、転勤族で役員をやるメリットは大きいと思います。
では具体的に見てみましょう。
・ママ友が出来る
・地域の情報収集が出来る
・幼稚園事情が分かる
・おさがりを貰える
・周りのママに応援して貰える
ママ友が出来る
幼稚園の役員の仕事は多岐にわたります。
幼稚園や学年によって様々ですが、毎月1回集まりがあったり、行事があるときは週2回集まりがあったりと様々。
集まりの度にママ達と顔を合わせることになるので、自然とママ友になっていきます。
転勤族にとって知らない土地でママ友を作るのは結構ハードルが高いですよね。
そんな時に幼稚園でママ友が作れるのは本当に嬉しいことです。
子供も同学年のため、土日に遊ぶ約束をしたりお家にお招きいただけたり、嬉しいことですよね。
地域の情報収集が出来る
知らない土地にいきなり住むことになる転勤族にとって、地域の周辺情報の収集は必要不可欠です。
小さな子供がいれば、子供が遊べる施設や小児科情報など知りたい情報は山ほどあります。
そんな時に幼稚園の役員になれば、定期的にママ達を会うことが出来ます。
ママ達は地域の情報を何でも知っている情報通です!
何か聞きたいことがあれば、快く地域情報を教えてくれます。
子供が怪我時などはとっても心強いですよね。
幼稚園事情が分かる
転勤族はいきなり知らない土地に引越しとなるため、転園先の情報は非常に乏しいです。
HPで知れることはいいですが、幼稚園では多くのトラブル等が沢山あります。
「あのママはボスママだから気を遣った方がいい」
「あの子とあの子は仲が悪い」
等、知らない情報は本当に沢山あります。
それらを知らないで生活を送っていると知らずのうちにトラブルに巻き込まれるなんてこともあります。
役員の場合は定期的に会うので、そんな表に出ない幼稚園情報を聞くことが出来ます。
おさがりを貰える
役員さんと仲良くなれば制服等のおさがりを頂けることが結構あります。
転勤族はただでさえお金がかかります。おさがりでも頂けたら嬉しいし、助かりますよね。
周りのママに応援して貰える
役員さんは行事等の準備で忙しい時期があります。そんな時は下の子等を近くの祖父母に預けて役員をやっている人が多いです。
私の経験上、近くに頼れる人がいない転勤族が役員をやると、周りのママがすごく応援してくれます。w
「近くに頼れる人がいないのに、役員頑張ってすごいね」
「何かあったらいつでも言ってね」
など優しい言葉をかけて貰えることが多いです。
褒められるのって何歳になっても嬉しいですよね。w
そんなママ友の励ましを受けて、頑張ろうと自分を鼓舞できるわけです。
転勤族が役員をやるデメリット

転勤族が役員をやるデメリットも、もちろんあります。
デメリットの場合は自分自身をいうよりは、急な引越しをなってしまったときに周りに迷惑をかけるということが一番考えられることだと思います。
では詳しく見ていきましょう。
・途中で転園となる可能性があり、周りに迷惑をかける
・役員の仕事が中途半端になってしまう
・下の子がいる場合は大変になることも
途中で転園となる可能性があり、周りに迷惑をかける
転勤族にとって急な引越し、転園は避けても避けれないことです。
さらに前もって分かることではないので、1年間を通して役員をやる場合には、急に役員不在になってしまい周りに迷惑をかけることになります。
しかしこれは本当にどうしようもない…。転勤族としても申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
しかし私の経験上、途中で転園になって役員の仕事が中途半端になっても怒ったりするママさんはいませんでした。
みんな「子供がいて引越しは大変だね。」「○○ちゃんがいなくなって寂しいな」と優しい言葉をかけてくれるママや先生達ばかりでしたよ。
役員の仕事が中途半端になってしまう
これも本当にどうしようもない…。
中途半端になってまた周りに迷惑をかけるといったことはもちろんです。
同時に役員の仕事は大変ですが、身近で子供達の成長を見れて、子供達のために計画を立てたり作成したり結構やりがいがあるものです。
そのように責任もってやってきた仕事、子供達の成長を最後まで見られないという悲しさの方が大きかったかなと思います。
下の子がいる場合は大変になることも
園にもよりますが、役員の仕事は多岐に渡ります。
昔長女が在園していた幼稚園は、遠足の引率お手伝いや運動会の事前準備等、役員参加行事が沢山ありました。
こういった場合下の子がいる場合は、近くの祖父母等に預けてくるママさんがほとんどでした。
しかーーーし!転勤族は近くに頼れる人がいないっ!!!
下の子がいる場合は、連れていくか一時保育等に預けることになり結構大変です。
下の子を連れて一緒に遠足なんて考えるだけで疲労困憊ですよね。
ただ今まで私が経験した幼稚園では、0歳~3歳の子供がいる家庭は役員免除といった方針の園が多いのが現状でした。
急な転園になった場合に気を付けたい事

急な転園で役員が中途半端になってしまうのはどうしようもないことです。
ただ自分自身も残された人も気持ちよく終われるように役員下番したいですよね。
転園が決まって役員を辞める時は以下のように丁寧に対処しましょう。
・園の先生や他の役員さんにしっかりお詫びと挨拶をしましょう。
・補欠役員の人にもしっかりお詫びと挨拶を!
・申し送りをしっかりとしましょう。
・お金関係はしっかりと!借りている物も忘れず返却を!
園の先生や他の役員さんにしっかりお詫びと挨拶をしましょう。
転園が決まったら速やかに園の先生や他の役員さんに報告しましょう。
一言途中で役員辞退となってしまうことへのお詫びをいれましょう。
また最後の集まりや時間が取れる時に、今まで一緒に役員として活動できたことへのお礼として簡単なお菓子をプレゼントするのがおすすめです。
補欠役員の人にもしっかりお詫びと挨拶を!
園によって様々ですが、現役員さんとは他に補欠役員さんをあらかじめ決めているところが結構あります。
その場合転園で不在になった役員の代わりに補欠の人が上番することになります。
必ず補欠役員さんにもお詫びと挨拶をしましょう。
申し送りをしっかりとしましょう。
担当している行事や作成中の準備物等があると思います。
途中経過や、進み具合など転園する前に必ず申し送りをしておきましょう。
以前ありましたが、充分な申し送りをしないままで引越しをしてしまい、引越ししてから電話で色々聞くといったことがありました。
お金関係はしっかりと!借りている物も忘れず返却を!
役員が会計などを担当している園もあります。
また買い出しの集計等、お金に関わることも多い役員の仕事です。
お金関係は曖昧だと後々大きなトラブルになる可能性もあるので、しっかり申し送りや支払いを済ませて下さい。
園や個人から借りている物があれば、そちらの返却も忘れずに行って下さいね。
「転勤族だから役員出来ません」は絶対NG


たまに役員を決める際に
「我が家は転勤があるんで、役員は出来ません」
と断言するママさんがいます。
同じ転勤族としては色々大変だったり周りに迷惑がかかる等、気持ちも分かります。
しかし周りのママさんからすると、その態度や一言に反感を持つ人もいます。
特に抽選となった時、そんな理由で断られたら反感をかうに決まってますよね。
転勤族だから役員をやらないは基本的にNGだと考えた方が良いでしょう。
まとめ
5園経験した私の観点から転勤族が幼稚園役員をやることへのメリットデメリットについてご紹介しました。
私個人の意見としては、転勤族関係なく役員をやるメリットは大きいと思います。
仕事も多く大変なところもありますが、むしろ転勤族だからこそ役員ってやる価値があるものだと思います。
今後役員の仕事が回ってきた時の参考になればと思います。
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